都会と田舎 子育て環境の違い

育児

年初に東京から山形への移住を決意し
5月に引っ越してきてから半年以上が経った。

2020年もまもなく終わりそうな今日この頃。
東京と山形での子育て環境の違いを振り返ってみる。

東京での子育て

東京は江東区、お散歩するのに絶好なエリアに住んでいた。

カフェとパン屋と公園があちこちにあり
活気のある商店街も、現代的な美術館もあり
少し電車に乗れば錦糸の町にも三越の前にもすぐに行けた。

近場でいろんなことが事足る良き街であり
足を伸ばしても楽しめる環境だった。

唯一不満だったのは品揃えのよい本屋が近くになかったこと。

そんなわけで、当時育休中だった私は
ベビーカーをおしながらとにかく歩いた。
3駅分歩くこともざらだった。

息子はまだ思うように自分で歩けない月齢だったので
ベビーカー乗車を拒否することもない平和な日々だった。

コロナ前には様々なベビー向けイベントが開催されていて
私は気が向くと参加していた。

さて、突然だがここで家族構成と住処を紹介。

夫、息子、私の3人で2DKの賃貸マンション暮らし。
建物は古いが室内はリニューアルされているマンションで
屋根の青々しい瓦も可愛らしくて愛着があった。
広さは東京らしく、子供が小さいうちはなんとか住めるが
3歳くらいまで成長したら手狭だなという具合。

夫と私の両親は九州と東北にいるため
気軽には会いに行けないし来れない。

山形への移住の理由はいくつかあるが
きっかけはこの環境での共働きで子育ては
親である私たちにも息子にも余裕がなくなる
と思ったこと。

当時、夫は休日に出勤することも多かった。
私が育休中のときはなんとかやり過ごしていたが
仕事復帰して平日は働きながら育児をして
休日も夫がいないときはワンオペで育児の生活を考えると
だいぶしんどいなと思ってしまった。

私が子供の頃はおじいちゃんおばあちゃんにも面倒をみてもらい
家に帰ると必ず誰かがいるというのが当たり前だったので
家に帰っても誰もいない、夕食も家族そろって食べられない
という生活を息子にさせるのは想像しがたいというのもあった。

そんなこんなで子供が小さいうちの数年は
山形で過ごすことに決め、移住をした。

山形での子育て

雪国と南国という違いはあれど
私も夫も田舎レベルでいうと同レベルの場所で生まれ育ったため
田舎生活に対する変な憧れはなかった。

田舎特有の面倒くささや、車社会であること、
お店やイベントの選択肢が限られていることなどは織り込み済みだ。

特にキラキラした希望は持ち合わせずに移住した。

突然だが、私も夫も環境を変えることにはあまり抵抗がない。
むしろ今までをリセットして新たな生活ができるという意味では
移動して生きていくことを好んでいる。

物をあまり持たず、拠点を固定せずに
遊牧民的生活をするのもいいなと思っている方だ。

少し話がそれたが
移住して東京での生活と
大きく変わったことの1つが移動手段。

ペーパードライバー歴11年だった私が
車を所有し雪道をも運転することになろうとは
5年前の私には想像できなかった。
3年前の私にも無理だ。

今までできなかったことができるようになると
自分レベルがアップした気がして嬉しいね。

そんなこんなでベビーカーを運転していた私が
乗用カーの運転者へと変化した。

初めの頃こそベビーカーを車に乗せて
外出先で使用することもあったが
息子が自由に動きまわれるようになる頃には
乗車拒否されることも多くなってきたので使用頻度は激減。
今では倉庫ですやすやと眠っている。

変化その2は住処のグレードがアップしたこと。
これは私の実家(賃貸ではなく持ち家)で生活しているからだが
東京の賃貸マンションと比べてとにかく広い。

息子もダカダカと家中を走りまわっている。

家と家が離れているので
いくら息子が泣こうがわめこうが
近隣の目は気にならない。

また、私の親と同居しているので
子供のご飯やお風呂上がりなど日々のちょっとしたことを
サポートしてもらえるのは助かる。

東京にいたころには叶わなかった
夫と2人で夜のディナーに出かけることもできる。

おおむねいいことの多い移住だったが
たまに都会の刺激的な日々を思い出しては焦がれることもあるし
田舎での生活にはお金が意外とかかる。

このあたりはまた別の機会に振り返ろうと思う。

まとめ

もし私か夫どちらかの両親が東京に住んでいたら
田舎へ移住しなかったかもしれない。

5年前、3年前の私が今の私を想像できなかったように
今の私も5年後、10年後の私がどこで何をしているか想像できない。
わからないを楽しめるのも才能でしょう。

都会も田舎もそれぞれいいところと悪いところがある。
その時々の家族スタイルや生活スタイル、状況に合わせて
最適だと思う場所で暮らしていきたいな。

歳を重ねたり責任が増えたりすると
想像できないことやわからないことを
楽しめなくなることもあるけれど
心に余白を 身軽さを
忘れずとどめておきましょかー